賢者の書(喜多川泰)

賢者の書 新装版 [ 喜多川 泰 ]

感想(44件)

良く生きるための知恵があるとします。

しかしこの知恵を頭に入れるだけでは、それは知識として蓄積しているだけであり、それをどのように活用するかでようやくその人の人生が決まります。

人生の一瞬一瞬で良く生きるための知恵を活用したいなら、その知恵を体全体で覚えなければならないと私は考えます。身につける、あるいは体得といった言葉でしょうか?

これから紹介する「賢者の書」は小説の形式で良く生きるための知恵を伝える形をとっており、1つ1つのストーリーや例え話がわかりやすいので、体の中に染み込んでいくように理解することができました。

 

次々とでてくる賢者から得られるもの

一人の少年が賢者を訪ね、賢者の書を完成させる旅に出る。

これは本書の物語です。

本書の中身を伝えることはできませんが、賢者が何を伝えてくれるのか、キーワードを紹介しておきます。

●行動

●可能性

●自尊心と他尊心

●目標

●今

●投資

●幸福

●言葉

●感謝

●与える

●誕生

以上です。

この1つ1つのキーワードを深く掘り下げ、あなたが人生を良く生きるための知恵を伝えてくれます。

キーワードだけお伝えしても、何のことかわからないでしょうから、今から最初のキーワードである「行動」の部分を引用し、どういうことかお伝えしたいと思います。

行動の結果として我々が手に入れるものは、成功でもなければ、失敗でもない。

我々が手にするものは、一枚の絵を完成させるために必要不可欠な、パズルのひとピースに過ぎない。p.61より引用

成功するために行動する、失敗するなら行動したくないと考えがちなのが、我々人間ですが、行動の結果返ってくるのは1つの出来事、そしてそれはパズルのひとピースだと著者は例えます。

私の言葉で置き換えると、例えばお笑い芸人志望の人が1つのギャグを言うとします。

その結果、笑いという反応が返ってきたら成功、スベると失敗と考えるのが普通でしょう。

しかし最初は皆レベル1であり、スベるという反応が返ってくる可能性が高いでしょう。そこでスベるという反応が続くと、失敗したらどうしようという思考が人間から行動を奪ってしまい、ギャグを言うという行動に、より大きな勇気が必要になります。

ですが、本来はスベるという現象はパズルのひとピースのようなもので、どれだけ周りの反応が自分の心を傷つけたとしても、それはパズルを手に入れるためにどうしても必要な経験であり、パズルが完成した後そのピースを眺めると、自分の人生に絶対に必要なひとピースだったと思うようになる、というのが著者が言おうとしていることです。

行動の結果返ってくるのが成功でも失敗でもなくパズルのひとピースだと思えば、人は大量に行動できるようになります。

より多くの行動を起こし、パズルのピースを大量に集めれば、あなたは大きなパズルを完成させることができるでしょう。

 

終わりに

本書を読み終えるころには、あなたの今までの考え方に何かしらの影響を与えます。

全編わかりやすい例え話で、人の思考に大転換を起こす一冊です。

賢者の書 新装版 [ 喜多川 泰 ]

感想(44件)

 

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