起業前に読んでおいて本当に良かった! [ダン・S・ケネディの世界一シビアな「社長力」養成講座(ダイレクト出版書評)]

 

 

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これから私はあなたにビジネスの厳しさを伝えることになるかもしれません

僕は今からあなたに、ビジネスの厳しさを伝えることになるかもしれません。

正直迷いました。

今回僕がレビューする本、世界一シビアな「社長力」養成講座は良書であることには違いないのですが、何の前提知識もないまま読み進めてしまうと、起業家として最初の一歩を踏み出そうとしているあなたの気持ちを踏みにじることになるかも知れないからです。

決してあなたを脅す意味でこのレビューを書いたわけではなく、この記事の最後にはあなたが起業家になるために必要な知識を習得する方法も書いています。

ぜひ最後まで読んでください。

 

起業して10年以内に90%の企業が脱落するという厳しい現実

脳内のお花畑牧場から現実に引き戻された。

本書を読み終えた後、私が抱いた率直な感想…

 

起業して10年以内に90%の企業が脱落する。

サラリーマンはわけも分からずその世界に飛び込むことを反対する。

わけを知っている経営者であってもその世界に飛び込ませることを躊躇する。

経営というのはそんな世界。

データを通して、何度も見ている知っている。

知識としてはそんなことわかりきっているのに。

それでもそれは、よその問題であって自分の問題だとは思わない。

それでも、自分だけは上手いこといくに違いない。そう思っている。

人は、どうしてこれほど愚かなのでしょうか?

それとも私だけ、「特別に」愚かなのでしょうか?

いえ。それは決して特別なことではなく、ありふれた愚かさなのでしょう。

人は皆自分が可愛い。

あなたは、厳しい社長、厳しい上司に怒鳴られる度に、

「あの社長はどうしてこんなやり方をするのだろう。
どうしてあの社長は上司のあんなやり方を許すのだろう。
自分なら、もっと従業員を信頼し、従業員からも信頼され、品の良い顧客に囲まれて…」

そんなことを考えたことがあるかもしれません。

そんな考えは、あなたの目の前にいるその社長が、既に通り過ぎたかつての幻だったかもしれないというのに。

経営者はときに非情な決断を下さなければならない

今のような理想な環境が、これからもずっと続けばいいのに……

流転するビジネスの世界においては理想でしかなく、いつかは非情な決断を下さなければならない時がきっと来ます。

今は重要な従業員、パートナー、取引先。

「将来的には役に立たなくなるかもしれない。」

そんな甘い考えでは生きていけません。

「いずれ誰もが役に立たなくなる。」

著者はそう確信しており、役に立たなくなるその過程を、引退する競争馬に例えます。

また、全編を通して著者は従業員のことを動物に例えています。

著者は人を人とも思わない悪人なのでしょうか?

私はそうは思いません。

自ら引導を渡してきた従業員のことを、人だと思っていたら、その非情さに
自分自身が耐えきれないのではないのでしょうか?

最終的にはこんな言葉で締めくくります。悪人とは思えない一言です。

「役に立たなくなった者は、放逐されなければならない。それがたとえ自分自身であったとしても。」

悲しいくらいに、シビアな世界です…

性善説、性弱説、性悪説

性善説という言葉があります。
人は元々善良で、基本的には悪さをしない。
こんな考え方です。

性弱説という言葉もビジネスの世界で力を持ち始めています。
人は元々善良だが、弱い。
状況次第で、悪に手を染めてしまう。

「ほんとは嫌いじゃないけれど。
みんなが無視するから私も無視する。」

思春期にありがちな話です。

上記のどちらかを信じたいのが人情というものですが、著者の世界観は違います。

ダン・ケネディの世界は「性悪説」でできているかもしれません。

「監視の目がないと、従業員は当然サボる・盗む。さらにはそれを正当化する。
もたもたするな。えっ?うちの従業員はだけは違う?そんなバカなっ。
つべこべ言わずに監視せよ。」

そう言わんばかりの勢いです。

いや。
著者はマーケティングのプロ。
そして、マーケティングは科学です。
あるいはこう考えているかもしれません。

「マーケティングにしても、1000通の手紙に100件の問い合わせがあり、10件の成約がある。
人の悪行にしても、1000人の内100人がよからぬことを考え、10人は実際にやらかすのであろう」
(※注意! 本文に書かれているのではなく、私の邪推です。)

現実から決して目を背けず、従業員の悪行を観察し続ける。

顧客に価値を提供するためではなく、従業員の悪行を防ぐために、最善を尽くす。

とことんシビアな世界です。

あなたが嫌いで厳しいことを言っているのではありません

アメリカという日本以上の学歴社会で、学位を取らずにビジネスの世界で生き延びてきた偉人、ダン・S・ケネディ。

アメリカというビジネス先進国で酸いも甘いも噛み分けてきたその男は、ビジネスの中に何を見出したのでしょう。

ブランディングのための広告とはまったく違う、数字がすべてのダイレクトレスポンスマーケティングの世界で、100円を101円にし続けたその男は、あなたに対して即効性のあるビジネスの知識を語り始めます。

自分を大きく見せるためではありません。

罪滅ぼしのためでもありません。

それでは何のため?

成果を上げさせるため

その一言に尽きるでしょう。

真の社長力が身につく本書の詳細ページはこちら

終わりに

私は、いかにビジネスの世界がシビアであり、しのぎを削る場であるかを、わかっていたけどわかっていませんでした。

(知識では)理解していた(つもりだ)けど、(体で)理解していなかったんです。

本書の主張は、心の奥まで深く響き渡りました。

私のことを、脳内お花畑から救い出してくれたダン・S・ケネディに心から感謝します。

●ビジネスで起こりうる非情な出来事を、擬似的に体験したい人

●現在、従業員たちにうちのめされている社長

あなたにとっての救いの手がここにあります。

100円を101円にし続けた男のシビアな主張。「社長力」養成講座の詳細ページはこちら

 

ps.

会社経営の世界が甘くないからと言って、頭ごなしに起業を否定してはいけません。

世の中には、お金もコネもない状態からたった数年で、起業してから事業を軌道に乗せることに成功する人間も存在します。

そしてその人と、あなたとの違いは知能の違いではなく、起業家として知っておくべき知識を知っているかどうかと、それを実践する行動力の違いです。

行動力に関しては、やるかやらないかの世界です。

行動に関して知識を得たいなら、私のブログ記事では

ブログの更新が面倒に感じてしまったあなたに送る、毎日簡単に作業が捗る「作業興奮」という考え方!

が参考になります。

ぜひ一度、閲覧してください。

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