「信頼残高」とは何か?:ビジネスの世界で皆が味方になる魔法の概念!

ビジネスは自分一人で行うものではなく、他者との人間関係によって出来上がっています。

顧客との信頼関係が出来上がっていると、少し商品を紹介しただけで商品は売れます。自分一人では実現できないビジネスでも、ビジネスパートナーとの信頼関係が出来ていると、協力してもらえることが多くなるでしょう。

しかし、現実には顧客はあなたのいうことを信頼していませんし、ビジネスパートナーはあなたのビジネスが上手くいくかどうか疑っています。そこで大事なのが「信頼残高」の概念です。今回は「信頼残高とは何か?」と「僕が普段から実践している信頼残高の増やし方」を解説します。

信頼残高の説明

信頼残高とは、「銀行の預金通帳にお金を貯めるのと同じように、ある人間に対して自分の信頼を貯めること」です。

例えば、ある夫婦が存在するとします。旦那が普段から嫁に対して「家事を手伝う」「残業のときは連絡する」「ねぎらいの言葉をかける」などの信頼を高める言葉を与えていたとします。

ここで、突然取引先との接待が入り「急な接待が入ったのでご飯がいらなくなった」と嫁に連絡した場合、普段から信頼残高を高めていれば「しょうがないよね。お仕事頑張ってね」と器量の良い嫁なら考えるはずです。

しかし、普段の旦那が「連絡もなしに飲み歩く」「家ではごろごろしてばかり」のような行動を取り続け、信頼残高を高める努力をしなかったとします。すると、「急な接待が入ったのでご飯がいらなくなった」と嫁に連絡しても「本当に残業!?またどっかで飲み歩いてんじゃないの!!」と嫁が怒る姿は想像できませんか?

これが信頼残高の考え方です。普段から信頼残高を高めておけば、いざというときに相手から信頼を引き出すことができます

顧客に対してもビジネスパートナーに対しても

この信頼残高の考え方は、顧客やビジネスパートナーに対しても有効です。

例えば、あなたが転職サイトを所有していて、「ビジネスに関するメルマガを運営しているビジネスパートナー」にサイトを紹介してもらいたいとします。ここで、普段からビジネスパートナーに対して「食事の際は自分が支払う」「ビジネスに関して有益な知識を教える」などの行動で信頼残高を高めていれば、メルマガでサイトを紹介してもらえる可能性は高まります。

反対に、普段からクレクレ君のようなことばかりしていると信頼は下がる一方ですから、信頼を引き出すこともできません。ビジネスはギブアンドテイクなんです。

顧客に対しても信頼残高の概念は大事です。

例えばあなたが、英語教材を販売する営業だとします。ここで、何の信頼関係もできていない顧客に売り込みをかけても、ほとんど成約しないのです。そこで、まずは顧客に対して信頼残高を高めるために「アメリカの政情が不安定な中で安心して留学できる州」「英語圏では今何が流行っているのか」など、顧客が悩みを解決したり情報を提供したりするのです。

すると信頼残高が高まり、その信頼残高を引き出すことによって顧客が商品を購入する確率が高まります。この信頼残高を使いこなせると、ビジネスを有利に運ぶことができます。

信頼残高の増やし方

信頼残高の考え方が理解できたところで、次に僕が普段から実践している信頼残高の高め方を解説します。まずは、自分のビジネスで関係を良くしたい人を洗い出してください。

1.アフィリエイトを教えてくれるF社長

2.僕にビジネスの基礎を教えてくれたK社長

3.技術者の元上司

仮にこれだけの人脈を洗い出せたとします。優先順位が高い順に上から並べてください。次に彼らが悩んでいることを解決することを考えます。有益な情報の提供でも構いません。それもなければ、贈り物でも構わないです。

1.アフィリエイトを教えてくれるF社長

F社長が彼女募集中という話を聞きつけ、合コンをセッティングする。

2.僕にビジネスの基礎を教えてくれたK社長

K社長が起業家セミナーを無料配布しているので、運営ブログでより多くの人に紹介する。

3.技術者の元上司

フリーランスの生活や、仕事の取り方について教える。

このように、常に相手が求めているものを与えることによって信頼残高を貯めるのです。一つだけでなく複数の好意を与えると良いでしょう

余談ですが、先に相手に与える行為は人物評価フィルターにも使えます。もし相手に好意を与えているにも関わらず、相手が感謝しないばかりか要求ばかりを繰り返すクレクレ君になってしまった場合、笑顔でフェードアウトして関係を断ってください。深い付き合いになる前に早めに本性が知れて良かったですね^v^

プライベートの人間関係を良好にするのも信頼残高である

プライベートの人間関係も信頼残高の概念によって良好にできます。僕はこれで、ストレスの8割ぐらいが解消されたといっても過言ではないのです。

例えば、僕のプライベートな人脈が以下だったとします。

1.地元の仲良しグループ

2.中学時代のI君

3.知り合いのサイトコミュニティの人

4.ここ数年飲み屋で親友になったH君

ここで、彼らの信頼残高を高める企画を立てて実践するのです。

1.地元の仲良しグループ

30歳になった記念の飲み会を開催する

ブログを始めたいといわれたので、参考書籍を貸す(N君)

ブログの文章の添削をする(M君)

2.中学時代のI君

難関試験にチャレンジ中だったので、試験が終わった数日後に飲み屋に行く(コチラのおごりで)

3.知り合いのサイトコミュニティの人

サイト制作のノウハウを教える

4.ここ数年飲み屋で親友になったH君

特定の飲み屋だけではなく、定期的にハシゴ酒を企画して悩みを聞く

このように、相手の求めているモノを与えることによって、信頼残高を貯めておきます。すると、いざというときには自分を助けてくれたり、かばってくれたりする頼もしい仲間になることは間違いありません。

この信頼残高を意識的に増やす手法には、もう一つの重大なメリットがあります。それは、「常に好きな人たちを喜ばせることが優先されている」ということです。

人間関係の悩みは、「嫌いな人たちに対しての悩み」と言い換えてもよいぐらい、嫌いな人たちからもたらされます。そのような人たちに意識を支配されると、好きな人たちのことを考えている時間が少なくなります。コイン一枚で太陽が見えなくなるとは、上手くいったものです。

しかし、好きな人たちを喜ばせることを常に意識すれば、よほど友達が少なくない限り「好きな人たちのことだけを気にかけているだけで精いっぱい」だという現実に気がつきます。意識から嫌いな人たちが追いやられ、ストレスのない人生を送ることができるのです。

まとめ

  1. お金を貯金するように、信頼を貯金する「信頼残高」の概念がある
  2. 信頼残高を貯めることによって、いざというときに引き出して「お金」「仲間」などに換えることができる
  3. 仕事・プライベート問わず、意識的に信頼残高を貯めていくと、嫌いな人を人生の隅に追いやることができる

全ての人に人間関係の悩みはあるでしょう。しかし、嫌いな人や自分を嫌ってくる人のために時間を使う必要はありません。自分の好きな人たちを喜ばせるために、自分の時間を使うようにしてください!

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